近年地震が多く防災の備えを見直す方も多いですが、防災ポーチに何を入れたらいいのかわからない女性も多いですよね。
本記事では、女性が防災ポーチに入れたいアイテムリストを紹介します。
また市販のおすすめ防災ポーチも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
防災ポーチとは？女性が持っていないと後悔する？
防災ポーチとは、「外出先での緊急事態」に備えて必要最低限の防災グッズを入れたポーチです。
防災ポーチは0次の備え
防災グッズは0～3次の備えに分類されます。
- 0次・・・数時間～一晩乗り切るための備え
- 1次・・・避難時に持ち出す最低限の備え
- 2次・・・3日間以上乗り切るための備え
自宅や職場で被災した場合は、1次の備えである非常持ち出し袋などが役立ちます。
防災士監修の防災グッズ44点セット 
しかし外出先で災害が発生した場合、備蓄品が利用できない可能性が高いです。
0次の備えである防災ポーチは緊急時に役立ちます。
さらに、防災ポーチは災害時以外にも下記のような場面に活躍します。
- 急なケガ・体調不良
- 車の渋滞で動けない
いつ何が起こるかわからないので、持っていると安心です。
もし大地震が起きるとどうなる？
大地震が起きると下記のことが予想されます。
- 電車が止まる
- 電話・インターネットが不通になる
ふだん公共交通機関を利用している人は帰宅困難者となり、一時避難場所に長時間とどまらないといけせん。
被災時は一時避難所で1日～3日間過ごす可能性を考慮しておくといいでしょう。
- スマホの充電が切れる
- トイレにすぐ行けない
- 買いたいものが品薄で買えない
- 急に体調を崩す可能性も
大地震発生時はコンビニやスーパーに人が殺到し、スマホのバッテリーなど買いたい商品が売り切れる可能性が高いです。
普段から緊急事態に備え、防災ポーチを持ち歩くことが大切です。
防災ポーチはコンパクトに
防災ポーチの中身は必要最低限にしてなるべく小さく・軽くしましょう。
防災ポーチのアイテムはもしものときのために普段から使い、慣れておくといいですよ。
女性が防災ポーチに入れたいアイテムリスト
女性が最低限持ち歩きたい防災ポーチのアイテムリストは下記です。
ひとつずつ解説していきますね。
＼防災リュックの備えがまだの方はチェック／
防災士監修の防災グッズ44点セット スマホのモバイルバッテリー
緊急時、連絡をとるのに必須なのがスマホです。
充電が切れないよう、小型のモバイルバッテリーを入れましょう。
ウエットティッシュ・ボディシート
災害時は水が普通に使えない場合もあります。
全身を拭けるシートがあると安心です。
防寒（サバイバル）シート
実際に被災した方の中には「夜間に外が寒くてつらかった」という声がありました。
サバイバルシートは折りたたむとコンパクトになるので必ず入れておきましょう。
携帯トイレ（1回分）
携帯トイレは車で渋滞に巻き込まれたときなど、もしものときにも使えますよ。
ばんそうこう
ばんそうこうは災害時のケガはもちろん、普段からあると重宝します。
現金（小銭）
災害時はキャッシュレス決済が使えない可能性もあるので現金を持ち歩きましょう。
千円札と小銭数枚（10円玉や100円玉）を入れておきましょう。
家族の連絡先をメモした紙
被災時にスマホの充電が切れた場合に備え、家族の連絡先のメモを入れておきましょう。
災害用伝言ダイヤル（171）の使い方もメモしておくと、非常時にスムーズに使えます。
非常食
チョコや飴など保存期間の長いお菓子を入れておきましょう。
食べ慣れた味なら安心感をもたらしてくれますよ。
常備薬
女性は災害時に体調の変化により生理痛や頭痛に悩まされる場合があります。
普段飲んでいる薬は持ち歩くと安心です。
マスク
マスクは災害時にも感染症対策に役立ちます。
お子さんがいる方は子ども用マスクもお忘れなく。
小型LEDライト
災害時に停電が起きたときのため、小型のLEDライトがあると便利です。
歯磨きシート
災害時は思うように水が使えない場合があり、口内を清潔にするのが難しいです。
歯磨きシートなら水なしで歯磨きできます。
使い捨てカイロ
女性は冷え性の方も多いので防寒・生理痛対策にカイロを持ち歩くのがおすすめです。
生理用品
災害時に体調の変化により急に生理になってしまったときのために生理用品があると安心です。
メイク落とし
シートタイプのメイク落としがあると、急に一晩避難所で過ごす場合も安心です。
あわせてスキンケアアイテムもあるといいですね。
防犯ブザー（ホイッスル）
女性の防犯対策として防犯ブザーやホイッスルを入れておきましょう。
自分の居場所を周囲に知らせたいときにも役立ちます。
防災ポーチは100均グッズでも作れる？
100均の防災グッズだけでも防災ポーチは作れます。
- モバイルバッテリー（1,000円商品）
- モバイルバッテリー用ケーブル
- ウェットティッシュ・ボディシート
- サバイバルシート
- 携帯トイレ
- ばんそうこう
- 筆記用具・メモ帳
- ポーチ本体
- 非常食（チョコレートや飴など）
- マスク
- 小型LEDライト
- 歯磨きシート
- 使い捨てカイロ
- 防犯ブザー（またはホイッスル）
モバイルバッテリーは1,000円商品（キャンドゥの場合）でしたが、こう見ると大抵のグッズが100均で買えるとわかりますね。
市販のおすすめ防災ポーチ
防災ポーチを自分で用意する余裕がない方はセットで購入するのもおすすめです。
HIHハザードポーチ
被災経験のある福島県の企業が作った防災ポーチです。
ミニライト、アルミ保温シート、携帯トイレなど非常時に最低限必要なアイテムが入っています。
キングジム防災セット
A5サイズ手帳とほぼ同じサイズのコンパクト防災ポーチです。
ミニマリストの方にもおすすめです。
女性のための防災ポーチmotteico（モッテイコ）
motteico（モッテイコ）は東日本大震災経験者を含む20代〜50代の女性が厳選した17アイテムが入っています。
乾電池式モバイルバッテリーが入っており、電池があれば確実に充電できます。
＼こちらもおすすめ／
防災士監修の防災グッズ44点セット 防災ポーチの女性用アイテムリストまとめ
防災ポーチは外出先で被災した場合に備えて用意しておくと安心です。
女性は最低限必要なアイテムが男性よりは多いですが、リストを参考に自分に合ったポーチを作りましょう。
防災ポーチは普段から持ち歩き、使いながらカスタマイズするといいですよ。
＼防災リュックの備えがまだの方はチェック／
防災士監修の防災グッズ44点セット こちらの記事も要チェック
コメント