2024年は地震が多く、防災ポーチの必要性を感じる方が増えていますよね。
震災経験者の方は防災ポーチに何を入れているのでしょうか。
本記事では震災経験者の方が防災ポーチに何を入れているのか、本当に必要なアイテムは何なのか調査しました。
防災ポーチを用意する方は参考にしてみてください。
防災ポーチとは?
防災ポーチとは、「外出先での緊急事態」に備えて必要最低限の防災グッズを入れたポーチです。
自宅で被災した場合は、非常用持ち出し袋や備蓄品が役立ちます。
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しかし外出先で災害が発生した場合、準備していた防災グッズが使えない可能性が高いです。
いつでも防災ポーチを持ち歩いていれば、緊急時もある程度の対応ができます。
大地震が起きたらどうなる?
大地震が起きると下記のことが予想されます。
・電車が止まる
・電話・インターネットの不通
通勤・通学で公共交通機関を利用する人の場合、帰宅困難者になり一時避難所にしばらくとどまる必要が出てきます。
帰宅困難者が一斉に帰ろうとすると救急活動の妨げになる恐れがあるため、大地震が起きたら「無理に帰ろうとしない」ようにしましょう。
被災時は一時避難所で1日~3日間過ごす可能性を考慮しておきましょう。
帰宅困難者になった場合のリスク
・スマホの充電が切れる
・トイレが大混雑して行けない
・コンビニ・スーパーの品物が売り切れる
・冬は寒さで体調を崩す可能性も
大地震発生時は普通に買い物ができるとは限りません。
普段から防災ポーチを持ち歩き、もしものときに備える気持ちが大切です。
震災経験者の実際に役立った防災グッズ
東日本大震災を経験した方の「実際に役立った防災グッズ」をご紹介します。
防災ポーチの中身に限らず、非常持ち出し袋や備蓄品としても役に立ったアイテムなので参考にしてみてください。
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ひとつずつ見ていきましょう。
スマホの充電器・モバイルバッテリー
スマホは連絡・情報収集の手段、精神の安定のためにも大事なアイテムです。
携帯電話の電池式充電器はすぐに店頭からなくなった。
乾電池式モバイルバッテリーなら電源がない場所でも使えます。
カセットコンロ・ボンベ
東日本大震災時はガスが使えるようになるまで4週間ほどがかかったそうです。
通販ではカセットボンベの価格が高騰し、スーパーでも品切れだった。
温かい食べ物や飲み物があるとそれだけでもホッとできます。
在宅避難の場合は缶詰やアルファ米などだけではなく、家にある食材をカセットコンロで調理して食べられます。
カセットコンロとカセットボンベは使用期限があるので注意しましょう。
美味しさがわかっている非常食
「実際に食べて美味しさがわかっている」のが大事なポイントです。
被災時に初めて食べる非常食は口に合うかわかりません。
子どもは特に、美味しくないと感じると食べてくれないこともあります。
非常食を購入したら一度は家族で食べてみて「これなら被災時も安心して食べられる」というものを備えておきましょう。
現金
被災時は停電してお店の決済システムが使えなくなり、現金でしか支払いができなくなる可能性があります。
家の中や防災ポーチの中に千円札や小銭を用意しておくのをおすすめします。
懐中電灯
防災グッズの定番の懐中電灯は、やはり役立ったという声が多いです。
停電中は日が沈むと真っ暗なので灯りがあると安心できた。
家で被災した場合を想定して、大きめのランタンと家族の人数分の手持ちの懐中電灯があると安心です。
電池切れしていないか定期的に確認し、予備の電池も用意しましょう。
ブルーシート
ブルーシートは家を片付ける際や、簡単な補修にも役立ちます。
吊るして使って雨風よけにしたり、避難所では間仕切り代わりにしたりできるので重宝します。
アルミシート
アルミ(サバイバル)シートは暖をとるのに役立ちます。
薄いですがしっかり保温できるので、防災ポーチに入れておくと安心です。
トランプなどの遊び道具
停電すると普段見ているテレビは見られず、読書もできません。
トランプなどの電気を使わない遊び道具があると助かります。
小さいお子さんがいる場合は、電気なしで遊べるおもちゃを持ち出し袋に入れておきましょう。
耳栓・アイマスクなどの安眠グッズ
避難所に行った際に必要になるアイテムです。
大人数が1つの空間で過ごすので、物音や明かりが気になり眠りづらい状況が想定されます。
避難所では周りの音が気になり眠れなかった。
十分に眠れていないと体調を崩してしまうこともあるため、健康のために安眠グッズは用意しておきたいですね。
防臭機能付きの簡易トイレ
マンションの上階に住んでいたので水を流せず、トイレを我慢した。
簡易トイレの備えは最低3日分、できれば7日分が推奨されています。
「1人1日当たり5回×3日×家族の人数分」が必要と考えると、3人家族なら5回×3日×3人=45回分が必要です。
簡易トイレはゴミの回収が再開されるまで自宅保管になるため、防臭袋の用意も必須です。
ゴミ袋
被災時は家の中に物が散乱したりするので、片付け作業にゴミ袋が必要です。
普段から家の中に多めに用意しておくことをおすすめします。
ほうき、ちりとり
被災時は停電により掃除機が使えなくなる可能性があります。
ほうきとちりとりは電気を使わなくても使えるため、用意しておきましょう。
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震災経験者の防災ポーチの中身
実際に震災を経験した方は防災ポーチに何を入れているのでしょうか。
東日本大震災や大阪府北部地震を経験した方々の防災ポーチの中身をご紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
ティッシュ
ポケットティッシュは水に流せるタイプがおすすめです。
マスク
マスクは災害時に避難所に大人数が集まる場面で感染症対策に役立ちます。
お子さんがいる家庭では子ども用マスクもストックしておきましょう。
除菌スプレー
災害時に断水しても除菌ができるスプレーは便利です。
除菌シートもおすすめです。
フィルム石鹸
フィルム石けんはシート状の石けんです。
水をかけると泡になり手が洗えるので災害時に限らず重宝しますよ。
ばんそうこう
ばんそうこうは被災時にけがをしたときや靴擦れを起こしたときに役立ちます。
日常でも急に必要になる場面もあるのであるといいですよ。
ミラー
意外かもしれませんが震災を経験した方の防災ポーチには「身だしなみグッズ」が入っていました。
非常事態でも自分の身なりを整えられると気持ちが前向きになれたそうです。
女性は特にヘアゴムやヘアピンもあるといいでしょう。
リップ
女性は特に唇の乾燥を防ぐリップクリームや、顔色を明るく見せてくれる色付きリップがあると気持ちが前向きになれるという声がありました。
常備薬
持病の薬はもちろんのこと痛み止め、下痢止めなどは防災ポーチに入れておくともしものときに安心です。
持病のある人はお薬手帳のコピーも小さく折りたたんで入れておくといいですよ。
袋(45Lゴミ袋、ポリ袋、防臭袋)
被災時はポリ袋がとにかく重宝します。
ゴミ袋や取っ手付き袋は雨よけにしたり地面に敷いたり、荷物を入れたりと多用途に使えます。
携帯トイレ
防災ポーチには携帯トイレを最低でも1回分入れておくといいでしょう。
カイロ
冬は特にカイロがあると屋外でも暖がとれます。
緊急連絡先一覧表
スマホに家族の連絡先を登録していても、覚えている人は多くはないのではないでしょうか。
もし被災時にスマホの充電が切れても連絡先が分かるよう、緊急連絡先をメモして入れておきましょう。
災害用伝言ダイヤル(171)の使い方もメモしておくと、非常時に慌てず利用できます。
現金
千円札と小銭数枚(10円玉や100円玉)を入れておくと、電子決済が使用できない場合も買い物できます。
公衆電話であれば通信規制を受けないため、小銭があると役立ちます。
充電式カイロ(兼モバイルバッテリー)
モバイルバッテリーとしても使える充電式カイロです。
コンパクトなのにしっかり温まります。
爪切り
意外かもしれませんが、爪切りは衛生面から人に借りられないのであると安心だそうです。
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市販のおすすめ防災ポーチ3選
防災ポーチの重要性がわかっていても、自分で一個一個アイテムを用意するのは大変ですよね。
市販の防災ポーチなら必要なグッズが揃っているので買い物の手間が省けます。
女性用防災ポーチ 13品目
女性用防災ポーチ13品目は、女性専用の防災ポーチです。
- 収納ポーチ
- 防災ふろしき
- ペーパー歯みがき
- ペーパーハンドソープ
- 携帯トイレ
- 生理用ナプキン
- ウェットティッシュ
- ばんそうこう
- 不織布マスク
- ビニールごみ袋
- ホイッスル付LEDライトキーホルダー
- 防災ガイド
- 井村屋 えいようかん
女性が持ち歩きたい衛生用品や非常食が揃っています。
需要が高まっているので早めにゲットしましょう。
コンパクト防災セット 8点セット
コンパクト防災セットは名前の通り小型の防災セットです。
- 収納ポーチ
- 携帯トイレ
- ホイッスル
- アルミブランケット
- 軍手
- 非常用ライト
- マルチツール
- エアークッション
コンパクト防災セットには最低限の防災グッズが入っています。
生理用品や歯磨きセットなどの衛生用品は入っていないので、自分で追加するのがおすすめです。
こども用SONAE 防災ポーチ
子ども用の防災ポーチSONAEもおすすめです。
ランドセルにすっぽり入るので、常に入れて持たせることができます。
防災ポーチに震災経験者は何を入れてる?まとめ
本記事では震災を経験した方が思う「実際に役立った防災グッズ」は何なのか、防災ポーチに何を入れているのかを調査しました。
震災を経験した方は意外にも、防災ポーチに「身だしなみを整えるアイテム」を入れていました。
震災経験者ならではの視点が参考になったのではないでしょうか。
防災ポーチに必要なアイテムは人によって違うので、自分に合った防災ポーチを用意しましょう♪
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